奥沢駅から歩いて3分くらいのとこに赤提灯系の焼鳥屋がある。
暖簾をくぐるとカウンターとテーブル席が数席だけある小さな店だ。
カウンターからは熟練のお父さんが焼き鳥を焼きながら目尻を寄席ながら微笑み
返してくる。
それ以上はなにも語らなくてない。ただ焼き鳥を食べたいのだ。そして彼らも食
べられてしまいたいと思っている。
まるで相思相愛のようだ。まじりけはない、ただ純粋な焼き鳥。だけど昔、福岡
で食べた焼き鳥を思い出すような飾り気のない美味しい焼き鳥。
あなたにも食べられてしまいたいと、ずっと願っていましたと、彼らは語る。
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のーまん(男性)