ラーメン三吉おすすめレポート（1）

ケンゴリンさん

男性・投稿日：2006/11/10

ランチ | 来店シーン：友人・知人と

銀座でラーメン、300円!!

銀座8丁目、首都高の高架下にある「銀座ナイン」。
その2号館の地下1F、一番端に「三吉」というラーメン屋さんがある。

カウンター9席だけの小さなお店。
頑固だけど人の良い(感じがする)オヤジさんと、
おしゃべり好きで世話好きな(感じがする)その奥さん(と思われる人)の
2人で営業している。

驚くことにココのラーメン、一杯たったの「300円」なのだ!!

12時45分頃行ったのだが、ほぼ満席。
僕はちょっとリッチに「ラーメンセット650円(ラーメン・半炒飯・香の物)」
を注文してみた(それでもこのあたりでは十分安いが)。

オヤジさんは、他の客が頼んだ餃子を焼きながら、
やがて鮮やかな手さばきでチャーハンを炒め始める。
フライパンの中の米は、まるでイワシもしくは雁の群れのように
意志を持っているかの如く、見事に粒を揃えて宙を舞う。
その無駄のない動きは、年月を経た「熟練」を感じさせた。

そんなことを考えているうちにセットが出される。
ラーメンは醤油味で、小さなチャーシュー、めんま、葱がのっている。
その味は、東京ラーメンのスタンダードといった感じで旨い。
脂っこくはないので、スープまで美味しく飲み干せた。

華麗に炒められたチャーハンは、
ダマになっている箇所などなく、米粒がさらさらと独立している。
これまた炒飯の王道をいくもので、美味しく頂いた。

周りのお客さんは、
セットで頼む人とラーメン単品で頼む人が半々くらい。
やはり「300円」というコストパフォーマンスは貴重であろう。

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