達磨 おすすめレポート

ばんちゃんさん
投稿日:2009/01/21
ディナー | 来店シーン:友人・知人と
震災後もがんばってます。
私がこのお店に始めてきたのは昭和49年9月頃です。その年の4月から神戸で働くことになり但馬の田舎から神戸に出てきて、好きなものですから三宮を飲み歩いていたある日。無性に「お茶漬け」が食べたくなって探し歩いていると大きな赤提灯が目に入りました。確かに「お茶漬け」と書いてあるので迷わずお店に入ってみるとそこは何と「焼き鳥」屋さん。「焼き鳥」屋さんに入るなり「お茶漬け」というのも芸がないと思い(それまでにいい加減食べて飲んでしていたのですが)カウンターに座るなり「焼き鳥!」と注文していました。それからかれこれ34年、焼き鳥が食べたくなると(又は誰かに食べさせたいと思ったとき)出かけています。ご主人は富山の出、奥さんは飛騨高山が田舎で東京育ちのどちらも品の良いご夫婦でやっておられます。神戸が未曾有の震災にみまわれるまでは店員さんもいたことが有りますが、今は2人きりです。震災で一時はもうダメかと思われたようですがいろいろなメディアに紹介されたこともある、知ってる人はよう知ってる評判のお店でしたから再会を切望するファンも多く、一念発起して再会され、今日まで元気に頑張ってこられています。お店には種類は少ないですが厳選された通のお酒があり、これが又焼鳥や朴葉味噌にはピッタリ。
自慢の焼き鳥はもちろん炭火焼き(当然炭は備長炭)国産地鶏、国産野菜、味と安全は保証できます。残念なことに跡継ぎがないため、今のご主人が働ける間しか達磨の焼き鳥を味わうことができません。これをご覧になったら一度行ってみて下さい。他では食べたことのない「焼き鳥」の味があなたを待ってます。お店が狭いので大人数では入れません。以前は出勤前のホステスさんが旦那を連れて、といった姿もよく見かけましたがこのところの不景気で同伴出勤も減ってきたのかな~。
彼女(彼氏)を連れて「本当に美味しい焼き鳥」を食べに来るもよし、気のあった仲間でご主人の「うんちく」を肴に飲むも良し、美味しいものを食べて元気になりたい方にお奨めします。
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