カンチャナ おすすめレポート

やまっぷるさん
20代前半/女性・投稿日:2006/10/27
ランチ | 来店シーン:友人・知人と
私が衝撃を受けたカレー屋さん
最初のレポートは、大好きなこのお店にしようと思う。地下鉄九段下駅の6番口を出て、目の前の路地をまっすぐ進むと佇む、「KANCHANA」。カレー激戦区である神保町の端にひっそりと存在する、スリランカカレーの名店。
私が初めてこの店に来たのは今年3月。インド大使館にビザを取りにいったついでだった。あれからもう、何度もこの店を訪れている。
お店に初めてきたと思われるおじさんが、店員のおばさんに「オススメは?」と聞いたのに対して店員は、「どのメニューも全部おいしいですよ。」と豪語していた。すばらしい、誇りを持ってお店を経営しているのを伺える。
お店にきた人は殆ど皆「マトンカレー」を選んでいた。最近羊肉は流行っているし、物珍しいマトンを選ぶのかな?
私はいつもながらチキンカレーを選んだ。大山地鶏というこだわった素材を使い、ベントタ風、コロンボ風の2種類があり、私がいつも頼むのは「コロンボ風」。コロンボ風はハーブとカシューナッツが効いたカレーで、ベントタ風のほうがもっと辛いようだ。辛さは「甘口・中辛・辛口・大辛」が選べるが、そんなに辛くないので辛口をいつも選んでいる。
11:30~15:00までがランチタイムで、この時間だとカレーにサラダがつく。ドレッシングがリンゴ酢のような酸味があって、独特の味付けだった。
さて、5分程度で奥からチキンカレーがやってきた。
具はチキン2本のみ。色はやわらかいオレンジ色。とろみの無いスープカレーだ。
口に入れた瞬間、驚くほど「鶏肉」の旨みが出ている。ウマイ!!素材へのコダワリは、この旨みのためだろうか?
みじん切りの玉ねぎが入っており、色が白っぽかったので、飴色になるまで炒めてはいないようだ。だが、口の中にはマイルドで香ばしい味が広がる。ココナッツミルクか乳製品を使い、香ばしさはカシューナッツなのだろうか?そして最後にシナモンのような香りを感じる。
私は鶏肉の軟骨が苦手なのだが、ここの肉はじっくり煮込まれていて、軟骨までかなり柔らかい状態になっている。思わず骨以外全部食べてしまう。鶏肉自体に強い味はついていなかったのだが、素材自体が良いせいか、充分おいしい。
ご飯の量もかなり多いので、普通の女性ならば残してしまう量(私は大丈夫である)。十分なボリュームと、それに勝るカレーのうまさ。
一度は訪れて欲しい、私の中のカレー屋ベスト3のひとつである。
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