会津喜多方ラーメン五十嵐亭おすすめレポート

おすすめレポートについて

Ｋｏｕさん

30代後半/男性・投稿日：2012/07/22

ディナー | 来店シーン：一人で

ノストラジックなラーメンかな

進化・・・というか、もはや「変化」を繰り返しているラーメン。
もちろん、全てのお店が変化させる方に向いているわけではないんだけど、全国的に見たら、１日でどれだけのお店が開店して、どれだけのお店が閉店してしまってるんだろう？と思うくらい、淘汰されちゃう世界。
何かそんな印象。

そんな中、東陽町で１０年以上（らしい）の歴史を持ってる喜多方ラーメンのお店があります。
喜多方ラーメンと言えば、某有名チェーン店しか知らないのですが・・・。

2012/07/09（月）の１９時くらいに伺いました。
先客は１組２名。お酒飲んでますね。
メニューを見ると、グランドは喜多方ラーメンの醤油・味噌・塩の他、にんにくラーメンとか担々麺、えびラーメンなんてものもありますね。
その他、カタヤキソバやチャーハンとか。結構多彩です。
お酒各種、すた丼、肉玉丼といったサイドメニューもありますね。
その他、POPでレバニラ炒めとかお酒のツマミ系のメニューなんかもあります。

今回は基本の喜多方ラーメン（醤油・550円）。
まだ仕事があるのでお酒は我慢（笑）

お店は年季を感じますねぇ。
店員さんは、男性２名。一人が調理、一人がホール担当って感じですかね。

カウンターに座っているので調理はよく見えます。
お店の規模の割に広めにレイアウトされている厨房は使いやすく整頓されているようです。

平ザル（結構珍しいよね？）で湯きりされた麺がスープに入って、具はチャーシュー２枚に、ワカメ、メンマ、ノリですね。薬味のネギは大きめのカットで量も多め。
値段を考えていると具も多めで嬉しいですね。

「喜多方の工場」で毎日直送されてくるって書いてある麺は美味しいです。これは素直に。
喜多方らしい、多加水の中細縮れ麺。
某有名チェーン店の麺に比べると、若干ですが加水低めですかね？
腰は十分で、噛んで食べるタイプの麺です。個人的には好きです。

スープは鶏がらと豚骨をあっさり炊いたダシだと思うのですが、麺を主人公にしているんでしょうね？
なんて言うか麺を引き立てて、出しゃばらない味付けです。

チャーシューは、ロースかな？あっさり目に炊かれたタイプです。
２枚って書きましたが１枚を半分に切ったのを２枚って感じ。
スープとの相性は悪くないです。
メンマ、ノリ、ワカメも同様に、あっさりスープを邪魔しない具ですね。
あくまでも麺を食わせるラーメンだって事が分かります。

で、ネギ。
存在感は薬味の範疇を超えてます（笑）
もはや、「具」ですね。
ネギ好きの人は嬉しいだろうなぁ・・・。

喜多方ラーメンの特徴を上手く捉えて、しかも低価格で出しているから、ラーメン激戦区・東陽町で長年やっていけるんでしょうね。
地域密着って感じで、これからも頑張って頂きたいです。