進来軒 おすすめレポート(1)

赤い水溶性のしゅうさん
投稿日:2010/12/14
ランチ | 来店シーン:一人で
来々軒を継ぐもの
「来々軒」と言えば藤子不二夫のマンガ的世界でラーメン大好き小池さんが食べているラーメン屋の名前っぽいが…来々軒は実在し、1910年~1944年の間に浅草で店を構え醤油ベースのスープにメンマ・ナルト・チャーシューを乗せた東京ラーメンを作った店と言われているらしい。
その来々軒は八重洲に移転したが三代目の後継者がいないため1994年に閉店したそうだ。
巷にある「来々軒」という名のラーメン屋はその来々軒の正統な暖簾別けした店ではなく商標の切れたその名を勝手に名乗っているだけらしい。
しかし、オリジナルの来々軒出身者が営むお店がなんと千葉市稲毛区天台にあると言うではないか!
支那そば好きを謳う僕としてはこんな近所にあるのを知らないなんて不覚…
『進来軒』
午前11時の営業開始の時間をチョイ過ぎた頃に立ち寄ってみた。
店内には先客一人しか居ないのに厨房ではランチメニューや出前で注文された料理を3人体勢で凄い勢いで作っている。
これは昼時になれば凄い混雑することをうかがわせる。
所謂「行列の出来る店」ではなく、この店があるのはまさに小さな商店街であり、主要路線からも外れた街なのでこの街に暮らし働く方々がたくさん利用されるのであろう。
ランチ¥700って決して安くは無いと思うんだが平日の昼にたくさんの人が利用するってのは確実に旨いんだろうな。
そんなわけで僕はメニューを見てラーメン¥500とホントに町の中華料理屋さん価格であることに驚きながら、じゃあ少し贅沢してチャーシュー麺をオーダー。
鶏ガラ出汁の醤油スープは透き通りしょっぱいスープはキライな僕にも満足なバランス。
舌にぴりぴり来る課長は不在か?
ここ近年食べた醤油ラーメンでは別格の旨さ!!
麺は中細のストレート麺。
チャーシューは…チャーシューはラーメンと別にこだわりのある僕だが、流行のとろけるチャーシューでもなく柔らか過ぎず硬すぎず…でも柔らかくて厚切りチャーシューもハフハフ言いながら食べたとかw
なんか懐かしい味だなぁ…昔、親につれられて行った田舎のラーメン屋って実は今食べたら美味しいのかもなぁ…その店が現代的合理化された調理をするようになっていなければ…
店内にあるメニューを見渡す限り、まさに町の中華料理屋さんでご飯ものも一品料理も充実している。
そして気になったのは、塩バターラーメンってメニュー。
子供の頃大好きだったメニューなのだが、今になってラーメン食べに行くといってわざわざ選ぶメニューではないしなによりそんなメニューがある店に行かない。
この店に味は信用できるので次回は是非、塩バターラーメンにコーンをトッピングしてオーダーしてみよう。
ちなみに進来軒の場所は、千葉市稲毛区天台5-6-5です。
地図見ないと行けないと思います(笑)
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