支那らーめん五坪 おすすめレポート

ケンゴリンさん
投稿日:2006/11/02
ディナー | 来店シーン:一人で
名物は「おばちゃん」~袋小路の人情ラーメン~
お店の正式名称は「支那ラーメン五坪」という。東京メトロ東西線高田馬場駅の6番出口の角を入った細い袋小路にある、
その名の通り五坪しかない小さなラーメン屋さんだ。
おばちゃんが1人で切り盛りしているのだが、
この「おばちゃん」こそが、この店の名物。
おばちゃんはしゃべりだすと止まらない。
常連であろうと、一見さんであろうと、
訳隔てなくおしゃべりを続ける。
おばちゃんのおしゃべりにまともに付き合っていたら、
それこそラーメンを食べるヒマはない。
そのおばちゃんからは、ラーメンに対する、
そして人生に対する強い信念が感じられる。
流行に合せない、時代にあわせない、人に合せない。
いつ訪れても、変わらぬ味、変わらぬおばちゃんに会える。
2年ぶりに訪れた時も、2日ぶりかのような錯覚を覚えた。
このおばちゃんを慕いリピートするお客さんも多い。
ラーメンは「支那(醤油味)」「塩」「味噌」の3種類のみ。
「塩」は材料の買出しに行かず作らない日もある。
味は、ひとことで言うと「質素」。
最近流行のラーメンのように脂ぎっていないし、
塩気もほとんど感じられない。
出汁の味のみを活かし、化学調味料も一切使っていない。
胃に負担のかからない、優しい味わい。
味の濃いラーメンが苦手な人には是非お薦めしたい。
ランチから夜まで営業しているが、
材料がなくなり次第早めに閉店する場合があるので注意。
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