きらく亭 おすすめレポート(1)

かっぱさんさん
20代前半/男性・投稿日:2017/10/22
ディナー | 来店シーン:一人で
人の温かさに触れられる昔ながらの食堂
3年前に店舗を移動し、現在の場所に店を構えるきらく亭。30年を超える老舗食堂である。こだわりは揚げ物に使用している米油。これにより揚げ物は非常にさっぱりと重たくなく食べやすい。
まず、外観。なんとも言えない古風な看板、食品サンプルがところ狭しと並ぶショーケース。書かれている値段を見て安さに驚き。
期待を胸に店内へ。これまた古風な味のある内装。昔ながらの大衆食堂を連想させられる。店内には常連さんと見られる先客がちらほら。
おばちゃんが注文を取りに来た。とても元気でこちらまで元気が出てくる。おばちゃんとのやり取りには懐かしいような、言い表し難い安らかな心地になれる。人と人が心を通わせているとはこのことを言うのだろうか。今のチェーン店などのマニュアル対応では感じられない温かさがある。
私はチキンカツ定食を注文した。
構成は3枚の大きめのチキンカツ、キャベツ、白米、温蕎麦。
チキンカツの衣がサックサク、そしてソースがこれまた旨い。熱々の白米をかきこまずにはいられない。
蕎麦は椎茸の出汁が良く出ており香りが鼻を抜ける。
これは550円で食べられるクオリティ、量では無いと感じた。
温まった心と心地良い満腹感に心の底から満足し店を後にした。
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