お好み焼きじゅうじゅう おすすめレポート(1)

退会済みユーザーさん
投稿日:2017/10/03
来店シーン:一人で
お好み焼きは食べたことないけど、大好きな鯛焼き屋さんです!
お店は新所沢から歩いて5分ほどの飲み屋街にあります。
名前の通りお好み焼屋さんもやっているらしく、「まぁ副業程度のどこにでもあるたい焼きだろう」というのがお店を見た感じです。
窓に書かれた値段を見る。黒豆あん160円、うふクリーム140円、小倉あん130円、今月のあん「カフェオレ150円」となっています。正直「高い!」というのが印象です。
たい焼きはおよそ100円くらいが相場で、少しこだわった有名なお店でも130~140円くらいなもんじゃないだろうか。ところがこの御店は平均150円ほどを張る。うーん食べてみなくちゃ分からんな。
人気のない店内を眺めていると奥から、20代くらいの若めの店員の子が駆け足でたい焼き用の小窓を開けに来た。
とりあえず「小倉あん2つ、うふクリーム2つ、カフェオレ2つ」を注文。若めの店員は予想以上に手際よく、窓越しに見える放置状態のたい焼きを袋に詰めた。
「順番に判子押してありますので」と思いやりのある一言を添えられて、路上に停めていた車に戻る。「家に帰ってゆっくり食べよう」と思ったが、車の中には独特のあま~い匂いで充満してきた。家に戻るまでの辛抱と心に決め。家路を急いだ。
たい焼きを1匹、2匹と袋から出して、小皿に並べる。見た目に羽はなく異様に模様がクッキリしている。どちらかと言えばどこかの銘菓のようで見た目はたい焼きには見えない。予想以上に美味そうオーラが漂っている。
わたしが知っているたい焼きはフニャっという印象を受けるが、持った感じもズッシリ感の重量級である。最中以上の固さです。
半分に割ると、あんは頭から尻尾までという感じではなく、腹にタップリという感じです。さぁ食べてみようとひとかじりすると、サクっという音よりカリっに近いだろう。今まで食べたたい焼きとはまるで違う。食感がクッキーにかなり近い。それが表面の1cmほどだけである。中はシットリでフワフワしてモチモチしている。そのうえに、しっとり感があり何とも言えない食感である。これが持った時の重量感を生んでいたのだろう。
皮は焼いてから時間が立ったものもあったので、味によってかなりの差があったのだが非常に美味い! 想像していた、たい焼きとは全く違う。上品なスイーツを想像させるくらいです。結局その場で、あん、クリーム、カフェオレをひと通り食べてしまった。
中身の感想はというと、あんは少し甘めだが甘党には物足りないくらいな甘さで、塩気の感じも少しだがする。これがわたしのような甘いの苦手な人間には調度良い。
カフェオレは、ほろ苦いが少し甘めで少し中途半端な感じがする。きっと実験的な材料なのかと思う。カフェオレというだけあって甘みが強く少し乱暴な印象を受けてしまったのが少し残念である。
購入した中での絶品はクリームでした。バニラビーンズも入れてあり自家製クリームだと思われる。市販のクリームは甘すぎて旨味が少ないのだが、ここのクリームはプリンのような甘さです。食べた瞬間も甘すぎずモタれる感じはまるでない。これが見事な皮と相まって目をつぶれば高級スイーツの域に達していると思われる。
ここのたい焼きには、まだまだ伸びしろを感じるし、下手すると「全国レベルも夢じゃないかも」と少し妄想して笑みを浮かべてしまいました。応援したいし、美味い店見つけてしまいました。
「また来ます」
内容の詳細は>うまいもの大好き 埼玉 新所沢 お好み焼き じゅうじゅう http://goo.gl/UGZabW にて掲載しております。
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