震湯カフェくらのじょう(内蔵丞) ご当地グルメガイドの口コミ
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温泉津温泉の薬師湯が経営されているカフェで、もともと男湯の更衣室だったところを改装しているそうです。レトロな木造洋館の店内はアンティークの素敵な家具や調度品、写真や書物で溢れ、湯上りのひと時を優雅な時間へと誘ってくれました。実は私が訪れた日は臨時で早めの閉店となっていました。けれど、知らずに訪れた私を「良いですよ」と快く招き入れてくれました。厚かましくも一度食べてみたかった温泉津の奉公飯をお願いしました。江戸時代、温泉津の奉公として任命された内藤家に代々伝わるおばんざいで、かつては出陣時に食べた食事なのだそうです。ご飯の上には鶏肉や錦糸卵や人参などが色とりどりにのっていて、お出汁と一緒にスプーンで混ぜて食べます。他にも薬師湯の温泉水で蒸した温野菜と温泉卵が付きました。素敵なカフェなので、是非温泉と合わせて訪れてみてください。