A ta guele(ア・タ・ゴール) ご当地グルメガイドの口コミ(1)

60代/男性
来店日:2015/08/29
木場公園に建設予定のタワーマンションのモデルルームを見学後、家内と昼食に立ち寄りました。ベルギーの日本大使公邸の元シェフが料理人のフレンチレストランということでベルギーファンの我々としては通り過ぎるわけにはいきません。東西線木場駅から5分弱、大通り沿いにオリエントエクスプレスの客車の見えるレストランです。縦に細長い造りの店内は雨模様の土曜日でしたのでお客は我々の他に一組のみでした。窓際のテーブルからはアプローチを挟んでオリエントエクスプレスの車両が見え、細長い部屋の一端はオープンキッチンとなっており、中々趣があります。ベルギーの白ビールでまずは乾杯です。ランチコースB(3,600円)、C(4,300円)、C(5,900円)の中からBを選択しました。オードブルとメインは各々3種類から選択できるようになっており、オードブルは二人とも紅ズワイガニに鎌倉トマトと夏野菜、メインは家内が本日の魚料理(北海道産夏ふぐのフライ)、私はウズラのロティにしました。オードブルはお皿の真ん中のくぼんだ部分にズワイガニのジュレ、ソース類、周りの縁の部分にトマトや星型のきゅうりの野菜類が綺麗に盛り付けられて出てきます。ジュレ、ソースに一工夫してあり、美味でした。メインの前に口直しで小さなレモングラスのシャーベットが出ました。ウズラは骨付きもも肉、内臓類を含む色々な詰め物をして焼いた胸肉、付け合わせの野菜、どれも大変美味しく頂きました。特に胸肉と詰め物は外の焼きと中の詰め物のなんとも言えぬ味わいの組み合わせが印象に残りました。家内のふぐもフライの仕方やソースに一工夫してあり美味しかったようです。Bにはデザートはなく、コーヒー、紅茶に小菓子ですが、テーブルを変わり、オリエントエクスプレスの客車内で頂きます。日本人初のオリエントエクスプレスのシェフということで、客車はJRから購入したようです。古き良き時代の客車内の個室で優雅に食後の珈琲、紅茶を楽しむことが出来ましたが、場所柄とBコースの価格を考えると、小菓子でなくデザートが付いてもよいように思います。
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