Mid Ru ミドル 横浜店 おすすめレポート
ちいさん
30代前半/女性・来店日:2024/11/23
お店に入った瞬間、木の温もりを感じるインテリアが目に飛び込みました。落ち着いた照明と心地よい音楽が流れる空間は、まるで自宅のリビングのような居心地の良さを醸し出していました。席に案内されると、スタッフの笑顔が迎えてくれ、初めて訪れる緊張感がすぐに解けました。
まず、店員さんにおすすめされたクラフトビールのテイスティングセットを注文しました。日本国内のブルワリーで作られた地ビールから、海外の珍しいものまで、6種類のビールが小さなグラスで提供されました。苦味のしっかりしたIPAや、フルーティーで飲みやすいホワイトエール、しっかりとしたコクのあるポーターなど、それぞれが個性豊かで、味わうたびに驚きがありました。友人と一緒に飲み比べながら、「これは夏にぴったりだね」「この深い味わいは冬に楽しみたい」と話が弾み、自然と笑顔がこぼれました。
次に楽しんだのは、お店自慢の肉料理です。まず登場したのは「特選牛のグリル」。大きな木のプレートに盛り付けられた赤身肉の美しい焼き目は、それだけで食欲をそそります。一口食べると、外はカリッと香ばしく、中はジューシーで柔らかい――火加減が絶妙でした。付け合わせの自家製ソースが、肉の旨味をさらに引き立て、感動的な味わいでした。
さらに、シェアして楽しむために「ソーセージの盛り合わせ」や「スペアリブ」も注文しました。特にスペアリブは、しっかりと味付けされた甘辛いタレが絶品で、骨からホロリと崩れるほどの柔らかさでした。クラフトビールとの相性も抜群で、食べ進めるごとに「次はどのビールが合うかな?」と新たな発見が続きました。
お腹が満たされてきた頃、最後に注文したのはデザートです。意外にもデザートメニューが充実しており、私たちは「クラフトビールのアイスクリーム」を選びました。ほんのりとビールの香りがするクリームが口の中で溶けていき、食事の余韻を優しく包み込んでくれるようでした。
このお店の魅力は、料理やビールのクオリティだけでなく、スタッフのホスピタリティにもあります。メニューに迷っていると、丁寧におすすめを教えてくれたり、料理やビールの背景にあるストーリーを共有してくれたりと、心のこもったサービスが心に残りました。また、店内にはビールを醸造している写真や地域のブルワリーの紹介があり、ビール文化に触れる良い機会にもなりました。
総じて、この肉バルとクラフトビールのお店は、ただの飲食ではなく、「体験」を提供してくれる場所だと感じました。一緒に訪れた友人と「また来ようね」と約束を交わし、お店を後にしました。次回は、季節ごとの新しいビールや料理に出会えるのを楽しみにしています。特別な日だけでなく、日常のちょっとしたご褒美にもぴったりなお店だと思いました。
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