・アラカルト…単品料理。フランス語で「献立表によって」の意味。お客さんが好みに応じて献立表から選ぶ料理。
同じメニューでも、コースのときとアラカルトのときでは、ボリュームが違うことも覚えておいて。
アラカルトはコースよりも1皿あたりの量が多め。うっかりオーダーしすぎて食べ切れなかったということがないよう、
オーダー前にお店の人にボリュームを確認しておくといいね。お願いすれば、1皿を2人分にシェアして出してくれるところもあるよ。
・プリフィクス…決まった値段で、料理内容をリストから自分で選べるメニュースタイル。
たとえば、前菜やメインをそれぞれ数種類の中からセレクトできるということ。
・フィンガーボール…エビやカニ料理、フルーツなどとともに登場する液体の入ったボールは、「フィンガーボール」と呼ばれ、
汚れた手を洗うためのもの。指先をこすり合わせて洗い、ナフキンかおしぼりで水気を拭きとろう。
中身はレモン水やウーロン茶であることがほとんど。スープとして飲んだり、つけ汁として使ったりするのはご法度。 |
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・アペリティフ…食前酒。一般的にはスパークリングワイン、キール、ワインベースのカクテルなど。気分をくつろがせたり、食欲を刺激する効果がある。
イタリア語では、アペリティーヴォ(aperitivo)。定番は、カンパリ、スプマンテ(イタリアのスパークリングワイン)、白ワインに多くの薬草や香草で香りを付けたベルモットなど。
・ディジェスティフ…食後酒。食後の消化をよくするためと、食事の余韻を楽しむために飲む。一般的には,ブランデーや辛口のシェリー酒などが向く。
イタリア語では、ディジェスティーヴォ(digestivo)。グラッパ、レモンリキュールのリモンチェッロ、トスカーナのデザートワインとして有名な、ヴィンサントなどが定番。
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◎フランス料理のコースメニュー例
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・アミューズグール(amuse gueule)…
コースの最初、前菜の前に出てくる付き出し。通常メニューには載っていない。多くの場合、アペリティフ(食前酒)とともにいただく。
・オードブル(hors d'oeuvre)…前菜。食欲を高めるために出す軽い料理。フランス語でHorsは外、oeuvreは作品という意味があり、「番外料理」「献立外料理」の意。アントレともいう。
・ポタージュ(potage)…フランス語でPotageは、鍋で煮込んだ肉や野菜の事。スープの総称。
・ポワソン(poisson)…魚料理。
・グラニテ(granite)…お口直しの冷菓。いよいよ次はメイン料理へ。
・ヴィアンドゥ(viande)…肉料理。フランス料理では、最も大切な料理。
・フロマージュ(fromage)…チーズ。デザートの前に出される。多くの場合、盆の上に何種類かをのせて出されるので,好きなものを選べる。
・デセール(dessert)…デザート。盛り合わせやワゴンサービスの他、最近は数回に分けて供されることも。
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